昨日は不愉快な事があり更新できなかった。
常に平常心を保たねばならない僧侶としての身でありながら、己の心の弱さに腹を立ててしまった。
拙僧が悟りを開く時が遠ざかってしまった。
だいたいあと百億年くらいで悟れるというのに。
道程は遠い。
それはそれとして入手書物を紹介する。
「CLAYMORE(クレイモア)11巻」である。
半人半妖の大剣を持つ対妖魔組織の戦士である主人公クレアが、妖魔と戦ったり悩んだりする漫画である。
あまりに簡単な紹介ではあるが、本作でもあまり深い設定は描かれていないのでよしとする。
この漫画の面白さは、作画の強烈さとキャラクターの魅力に尽きる。
主人公クレアは、あまり感情を表に出す事はしないが、時折見せる苦悩、愛情や、過去の出来事への執着において、実はかなりの情熱を秘めた存在である。
冷静な表面を持ちながら内面には豊かな感情を持つ、という部分を上手く描けていると思う。
次に戦闘である。
半人半妖という身であるからして、主人公達の戦いは人外のものだ。
細い肉体で巨大な剣を軽々と振るい、更には妖魔の血を活性化させることで個人にもよるが多彩な能力(負傷した体の超回復・腕が伸びる等)を使用する。
それでも戦う相手は更に上をゆく妖魔である事が多く、打ち勝つには自らの妖魔の血を更に活性化しなければならない。
しかしそれは、己が妖魔そのものに近づく事に他ならない。
限界を超えて力を使うと「覚醒」し、通常の妖魔を遥かに超える「覚醒者」と呼ばれる妖魔となってしまう。
このようなジレンマと向き合いながらも戦いを続けるその姿は、とても美しく感じる。
今回の11巻ではかなりの世界設定・情勢が明らかにされたが、まだまだ「クレイモア」世界の情報は足りないだろう。
今後の展開に期待する。
ところでこの「CLAYMORE」を描いている作者は、以前「エンジェル伝説」というコメディバトル(?)学園ものを描いていた。
その作品もキャラクターの魅力が素晴らしかったので、拙僧、読み返そうと本の山を漁ったのだが、見つからなかった。
とても残念である。
「クレイモア」がアニメ化するそうなので楽しみに待ちつつ筆を置く。
〜書物情報〜
CLAYMORE (11) (コミック)
八木 教広 (著)
出版社: 集英社 (2006/11/2)
ISBN: 4088742818






