2006年11月09日

入手書物「CLAYMORE 11巻」

 道標である。

 昨日は不愉快な事があり更新できなかった。
 常に平常心を保たねばならない僧侶としての身でありながら、己の心の弱さに腹を立ててしまった。
 拙僧が悟りを開く時が遠ざかってしまった。
 だいたいあと百億年くらいで悟れるというのに。
 道程は遠い。

 それはそれとして入手書物を紹介する。
 「CLAYMORE(クレイモア)11巻」である。

 半人半妖の大剣を持つ対妖魔組織の戦士である主人公クレアが、妖魔と戦ったり悩んだりする漫画である。

 あまりに簡単な紹介ではあるが、本作でもあまり深い設定は描かれていないのでよしとする。

 この漫画の面白さは、作画の強烈さとキャラクターの魅力に尽きる。
 主人公クレアは、あまり感情を表に出す事はしないが、時折見せる苦悩、愛情や、過去の出来事への執着において、実はかなりの情熱を秘めた存在である。
 冷静な表面を持ちながら内面には豊かな感情を持つ、という部分を上手く描けていると思う。

 次に戦闘である。
 半人半妖という身であるからして、主人公達の戦いは人外のものだ。
 細い肉体で巨大な剣を軽々と振るい、更には妖魔の血を活性化させることで個人にもよるが多彩な能力(負傷した体の超回復・腕が伸びる等)を使用する。
 それでも戦う相手は更に上をゆく妖魔である事が多く、打ち勝つには自らの妖魔の血を更に活性化しなければならない。
 しかしそれは、己が妖魔そのものに近づく事に他ならない。
 限界を超えて力を使うと「覚醒」し、通常の妖魔を遥かに超える「覚醒者」と呼ばれる妖魔となってしまう。
 このようなジレンマと向き合いながらも戦いを続けるその姿は、とても美しく感じる。

 今回の11巻ではかなりの世界設定・情勢が明らかにされたが、まだまだ「クレイモア」世界の情報は足りないだろう。
 今後の展開に期待する。


 ところでこの「CLAYMORE」を描いている作者は、以前「エンジェル伝説」というコメディバトル(?)学園ものを描いていた。
 その作品もキャラクターの魅力が素晴らしかったので、拙僧、読み返そうと本の山を漁ったのだが、見つからなかった。
 とても残念である。

 「クレイモア」がアニメ化するそうなので楽しみに待ちつつ筆を置く。


 〜書物情報〜

 CLAYMORE (11) (コミック)
 八木 教広 (著)
 出版社: 集英社 (2006/11/2)
 ISBN: 4088742818
posted by 道標 at 20:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 入手書物・その他書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする