2007年02月17日

入手書物「ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー2 賽子の国の魔法戦士」

 道標である。

 今回の入手書物は「ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー2 賽子の国の魔法戦士」である。

 本書は三つのリプレイ作品が収録されており、それぞれ友野詳氏、山本弘氏、水野良氏が担当している。

 それでは一つづつ、拙僧の感想を述べていこう。


 友野詳氏の作品は、十六年前の雑誌に掲載された「不思議な地底探検」である。
 これはSWリプレイの中でも初期の部類であるが、現在読んでみても普通に面白い。
 古代王国時代に神々信仰を弾圧された人々が地下の大空洞に逃げ込み地上とは隔離されて生活している。
 そこに地上の冒険者が迷い込み、地上と地下の文化(信仰の違いや生活等)に戸惑う、というのはSW黎明期とは思えない考え方である。
 惜しむらくは既に小説「コクーンワールド」での展開を行い、SWのパロディ作品として地位を確立してしまったところだろうか。
 「ガープス」でのルール化もされたが、現在では手に入りにくい。
 「地下世界」の設定でワールドツアーでも出して欲しいものである。
 又、弘司氏のイラストは必見である。


 山本弘氏の作品は雑誌「ロール&ロール」に掲載された「絶対危険チルドレン」である。
 この作品は通常と異なり、PCの敵である、いわゆるモンスターが主人公である。
 と言っても「T&T」の「モンスター!モンスター!」のような無差別なものではなく、どちらかと言えば改造人間(心も洗脳完了)のキャラクターたちが仕事として悪事を働くといった感じである。
 すべてのPCは設定年齢が幼く、また人としての姿で近づき仕事をこなす。
 常人ではない能力を持ってはいるが、経験の少なさが足を引っ張ったりもする。
 元々、モンスターデータだったものをキャラクターデータに変換するのに苦労したそうだが、たまにはこの様なプレイもしてみたいと思う。
 タイトルが「絶対可憐チルドレン」を捻ったものであるのは、拙僧としては嬉しかった。


 さて、最後の水野良氏の作品、「賽子の国の魔法戦士」である。
 これも雑誌「ロール&ロール」に掲載された作品である。
 ただ、拙僧はこの作品にはあまり良い評価を与えられない。
 冒頭のプロローグでのセッション前の編集と水野氏の会話は意図はどうであれリプレイにするプレイの前日にするものではない。
 JGSというTRPGイベントでのプレイだそうだが、尚の事、事前の準備はするべきであろう。
 (無論、実際はちゃんと準備しておき、読み物としての書き方がこうなったのかもしれないが)
 セッション自体も水野GMが作品内で語っているとおり「僕のシナリオ、サイコロ一回も振る機会ないときあります。特にこういうイベントではキャラクターのデータでなく、プレイヤーの皆さんと遊びたいので……」、GMが物語る場面が多い。
 まあ、戦闘もあり、流石に演劇鑑賞シナリオではなかったが、シナリオとしての最終目標である事件の解明をその時はまだ出ていない小説で明かします、というのは如何であろうか。
 それ以外でも、発言のテープ起こしミスと思われる所があったり、巻末のデータと食い違う所もあったり、どうにもリプレイとしての完成度が低いと感じずにはいられなかった。
 小説の方は拙僧はまずまず好きなだけに、残念なところである。
 水野良氏はプレイヤーとしては面白いだけに(リプレイ三部)、マスターには向いていないのかとさえ思える。



 まあ、なんやかんや言いつつも、拙僧とてリプレイを楽しみにしている読者の一人である。
 これから先の展開で本書を越える良き作品が生まれるかもしれない、という期待は抱いている。

 ソード・ワールドRPGは久しくやっていないので機会があれば是非やりたいと思いつつ筆を置く。

posted by 道標 at 17:52| Comment(33) | TrackBack(0) | 入手書物・TRPG関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

入手書物「よつばと! 6巻」

 道標である。

 今回の入手書物は「よつばと! 6巻」である。

 去年の発売だが、拙僧が読んでいなかった為、今回の材料とさせて頂く。


 この作品は有名であり、ご存知の方が多いと思われるが、一応ざっと説明をさせて頂く。
 「よつばと!」は漫画である。
 と言ってもSF的・超自然的な概念が存在するものではなく、さりとて歴史物のような物語でもない。

 普通の人々の、普通の生活を描いた作品である。

 物語は一組の親子がとある街に引っ越して来るところから始まる。
 普通に引っ越してきて普通に街に馴染んでゆく、そういう光景が描かれるだけである。
 大きな事件は何も無い。
 にも関わらず、読んでいて面白いのだ。

 物語は主人公である「小岩井よつば」という5才の女の子の視点で進行する。
 当然というべきか、周囲の人物たちは「よつば」より年上である。
 大人たちは「よつば」の子供であるが故の発見・行動力にしばしば驚かされたりもするが、決して「やたらに」怒る事は無い。

 言うなれば「理想的な日常」が描かれているのだ。

 「よつば」は「とーちゃん」に「外国で拾われ育てられることになった」と作中で明かされる。
 しかしその事自体は深く言及されることなく埋没してゆく。
 それは子供の「よつば」には特に意味の無い事であり、関心を持つのは主に周囲からの刺激であるからだろう。

 「よつば」は生活する事自体を楽しんでいる。
 まだ就学しておらず、幼稚園にも通ってはいない。
 自由で、動物的な感性で行動する。

 拙僧たちにも同じような頃があったはずだ。

 しかし、いつの間にか忘れている。
 「よつばと!」を読むととても懐かしく思えるのだ。
 しかしながら自分達の子供の頃はもっと厳しくなかったか。
 親は理不尽に怒らなかったか。
 「よつば」のように「生きている」事それ自体を楽しんでいたのか。

 答えはやはり「違う」と拙僧は考える。
 作中で描かれる「理想的な日常」と「本来あった日常」は違うものなのだ。

 そう考えれば、作者の意図した「現実との相違点」はすぐに見つかる。

 「よつば」が外国人であることである。
 髪の色が緑なのはフィクションを強調しているのか、デザイン上の理由かは拙僧には分からない。
 が、「よつば」が異人であり、本来有り得なかった環境で暮らすというのは、それこそ虚構世界への看破点ではなかろうか。


 同作者の以前の作品で「あずまんが大王」がある。
 これも人気を博した作品で高校生たちの日常を4コマで表した傑作である。
 この作品にも「10才だけど天才なので高校に編入」した「美浜ちよ」というキャラクターが存在する。
 そして物語は彼女の視点、もしくは彼女が絡んだ話になることが多かった。
 通常有りえない背景を持つキャラクターがすんなりと周囲に溶け込んでしまっている。
 それは悪い事ではなく、物語を面白くしているのだから結構なことだ。


 「よつばと!」も「あずまんが大王」と同じような感覚である。
 「あずまんが大王」が4コマ、「よつばと!」は通常のコマ割りであることは(読み応えはともかく)大きな相違点ではない、と考える。

 注目すべき点は、物語の中で時間が進行していることだ。
 「あずまんが大王」では高校1年生から卒業までが描かれた。
 本作「よつばと!」は「よつば」親子が引っ越してきたのは夏休みの初め、最新巻である6巻では二学期が始まっている。

 ということは「よつばと!」は「サザエさん」や「ドラえもん」と違い、終わりのくる作品だということだ。
 どの時点で最終回を迎えるのかは分からない。
 が、大きな転機、「よつば」の小学校入学などはその舞台に充分相応しいと思われる。
 拙僧としては長く続いて欲しいような、いいタイミングで完結して欲しいような、微妙な気持ちである。


 風香というキャラクターが一番好みである(水着姿は最高だ)と戯れつつ筆を置く。


posted by 道標 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 入手書物・その他書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

謹賀新年…寒中見舞い…どれも遅すぎた!

 道標である。

 拙僧は不思議な体験をした。
 何時の間にやら2007年の2月になっておるではないか。
 1月はどうなったのか?
 もしや拙僧の知らない間に我が日本国から1月廃止法案でも可決されたとでもいうのか?
 これはとても不可解、かつ異常事態である。
 事の真相の解明をMMRに依頼すべきであろう。

 ……まあ、戯言はともかく、拙僧が1月の間、本ブログの更新を放置しておった事は認めざるを得ない。
 いわゆる、怠慢の為せる業である。
 既に2月も始まってしまってる故に時節の挨拶もへったくれもなくなってしまったが、これからは定期的に更新していこうと思う次第である。

 この決心が霧消してしまわないよう祈願しつつ筆を置く。
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2006年12月30日

道標法師の一年の反省〜今年はどんな年だったか?

 道標である。

 2006年もあと僅かとなった。
 今年の卓上会話型役割演技遊戯宗の僧としての生活を振り返ろうと思う。

 今年は具体的な、そして最も大事な活動……実際の遊戯(プレイ)については満足な回数を行なえなかった。拙僧の都合やその他色々な要素が絡んでくるのだが、来年はもう少し遊ばなければならぬ。

 卓上会話型役割演技遊戯(TRPG)の業界世界は如何であったか。
 毎月のように怒涛のリプレイラッシュ、新作システムの発売と、業界の飛躍の年であったかのように思える。
 それは間違いではないのだろう。
 しかしこれからの卓上会話型役割演技遊戯(TRPG)の業界世界がどう発展するか、又は衰退してゆくかは誰にも分からぬ事だ。
 これに対して拙僧が行なえる事といえば、作品を購入し、遊戯(プレイ)し、感想を送る事である。これは卓上会話型役割演技遊戯宗の最も重要なお勤めであるので怠る事は無いと言っていいだろう。

 更には布教活動に目を向けてみよう。
 新たな卓上会話型役割演技遊戯宗信徒(新規ゲーマー)を呼び込むことは、今年はできなかった。
 僧としては口惜しい限りである。
 来年こそは多くの新たな信者を迎え、ゆくゆくは卓上会話型役割演技遊戯を知らぬ者は無いという世間情勢にもっていきたい所存である。

 とにかく、来年こそはきちんとした信仰活動(ゲーム)を行なえるように、ただ願うばかりである。
 やぶう氏にも強く説教をせねばなるまい。

 それでは皆々様、良いお年を。


 積ん読状態の書籍を眺めて、今年中に読んでしまいたいと思いつつ筆を置く。
タグ:TRPG
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2006年12月25日

入手書籍「新ソード・ワールドRPGリプレイ集Waltz〈1〉旅立ち・お祭り・子供たち 」

道標である。

 今回の入手書籍は「新ソード・ワールドRPGリプレイ集Waltz〈1〉旅立ち・お祭り・子供たち 」である。


やぶうりん:……わるつ。

道標:どうした。平仮名で。

やぶうりん:いや、一応ざっと読んでみたんやけど。

道標:何か不満点でもあったのか?

やぶうりん:PC設定は、まあ面白かった。孤児院出身のキャラクター四人+エルフの先生が口減らしのため冒険者になるというのは今までのソード・ワールドには無かったパターンや。

道標:ふむ。尚且つエルフの先生を始めPC達が良い人過ぎて報酬を貰い控える傾向もほのぼのとしていたと思うが。遊戯管理者(GM)の方が報酬を渡そうと必死になる所もある意味、斬新であろう。

やぶうりん:まあ、別に面白くなかったって訳じゃないんやけどね。ただ、この「ワルツ」はSW初心者に向けたリプレイ集という感じがするねん。

道標:ルール説明や遊戯者(プレイヤー)に初心者を起用(本当かどうかは知らんが)しているあたり、それは当たってるだろうな。

やぶうりん:それにしては、こう、何かすっきりせん読後感やねんなー。

道標:ふむう。「VSコンバット」に続く「SEコンバット」なる新ルールも採用され、ソード・ワールドRPGのシステムとしての幅は広がったように感じるが。

やぶうりん:それはまあ、ええと思うで。バリエーションが広がれば色々と楽しみ方も変わるからな。でもリプレイとしては……。

道標:駄目な作品か?

やぶうりん:そうとも言えへん。それなりに面白かった事は認めるよ。

道標:イラストが好みではなかったとか?

やぶうりん:それは……少しは不満があるかな。「へっぽこ」や「ぺらぺら」が良かったと思てるから。

道標:ふむ。恐らく、やぶう氏は「ワルツ」の普通さに惹かれなかったのだろうな。

やぶうりん:普通さ?

道標:「ワルツ」のGMは新鋭ながらも幾つかのリプレイを出している実績を持つ。まあ、筆者の文がやぶう氏に合わなかったのかも知れんが、リプレイとしては普通にまとまっていた。ただ、全体としての印象が拙僧にはこじんまりとした感じに受け取れて読めた事は事実であるな。

やぶうりん:法師も「ワルツ」はいまいちやったん?

道標:そんな事は無い。リプレイも充分楽しく読めたし、追加ルールも興味深かった。ただ、一言で言ってしまえば「文章力」の問題であるな。

やぶうりん:「ワルツ」の筆者は文章を書けないと(笑)?

道標:そこまでは言わんよ。しかしもう少し、物書きとしてのストーリーの盛り上げ方等、まだまだな所があったと思う。

やぶうりん:やっぱり法師も貶してるんやん。

道標:ううむ、貶す貶さんの問題ではなくてな。今回は少しばかり期待を悪い方に裏切られた風だが、これから続く二巻・三巻でどう転ぶかは分からん、ということであるのだ。

やぶうりん:続くのは続くんやろうけど、どれくらい巻数が出るんやろ? 「へっぽこ」「ぺらぺら」みたいに十巻くらい?

道標:いや、そこまではやらないほうがいいだろう。そもそも設定が設定だ。あまりレベルが高くなっても雰囲気に合わなくなるだろうし、そこそこのところでメインの「孤児院の窮地を助ける」クエストが解決できたら終了してもいいんではないかと思う。

やぶうりん:ということは4〜5冊あたり?

道標:まあ、それは出版側の事情もあるから確定はできないが、拙僧としては三巻くらいで良しと思う。貰える経験点からも(一冊三話三千点として総計九千点の経験値)村勇者レベルで終わるはずだからの。

やぶうりん:まあ、結論は次巻に期待やね。

道標:そういう事になるな。「へっぽこ」も巻数を重ねて面白みを増してきたのだし、お話としては面白いので、見逃すべき要素はあまりなかろう。次巻も「買い」であるな。



 「SEコンバット」ではレンジャーが活躍できるので一度遊んでみたいと思いつつ筆を置く。
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2006年12月23日

入手書籍「新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT(8) スカイ・ステージ」

 道標である。

 今回の入手書籍は、

 「新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT(8) スカイ・ステージ」である。


やぶうりん:NEXT「ぺらぺらーず」はもう八巻目かー。「へっぽこ」に追いつくなぁ。

道標:まあ、事故(PCの死亡)が起こぬ限り、次の九巻で完結であろうな。

やぶうりん:でもこのシリーズはこれまで死者が出てないっちゅーのは何でかな?

道標:まあ、遊戯管理者(GM)の違いというのもあるだろうな。事実、昔のソード・ワールドRPGのリプレイでは結構、死人がでておる。これは遊戯管理者(GM)の方針、というかマスタリングで変わってくるものだと思うが、一番多かったのは「余計な事で死亡」率であるな。

やぶうりん:第三部「バブリーズ」の第一話のグイズノー(無理に戦闘を起こし結果死亡)とか第四部のミンクス(無理に戦闘を起こし結果死亡)とかやね。

道標:後は第五部のカシス(自分達で仕掛けた安全装置が変なふうにクリティカルして死亡)。まあ、これは純粋に事故であると言えよう。

やぶうりん:第二部は誰か死んでたっけ?

道標:うむ……。拙僧、第二部はあまり覚えとらんのだ。

やぶうりん:俺も何か記憶に無いなあ(笑)。

道標:確か一人死んで入れ替わりがあったようだが。

やぶうりん:第一部「スチャラカ冒険隊」では死人は出てないね。

道標:うむ。中堅どころのレベルでリプレイは終了しておるし、なによりソード・ワールドRPG初のリプレイ集だったからのう。

やぶうりん:「新」が付いてからはどんな感じだったっけ?

道標:まずは「へっぽこ冒険隊」でノリス(ボスクラスとの戦闘で死亡)とイリ―ナ(とある戦闘で思わぬ死亡)であるな。

やぶうりん:ノリスは仕方が無かったやね。

道標:まあ、戦える盗賊である意味、ドラマチックな死であったと言えるな。次巻からはキャラクターの入れ替わりでいなくなったが。

やぶうりん:でも後でちゃんと登場してきたやん。NPCやったけど。それよりイリーナは……。

道標:あれは本当に事故であるな。まあ、拙僧としては終了が延びたので嬉しかったが。

やぶうりん:しかし、SWリプレイを見てみると、ここまででも結構死んでるよな。

道標:流石にPCの死は避けられんだろう。キャンペーンが長くなるとなおさらだ。

やぶうりん:ここで話を戻すけど「ぺらぺらーず」は現在八巻目、次の九巻で恐らく完結だけど死者0やねえ。

道標:うむ。先に触れたが、やはりこれは遊戯管理者(GM)の方向性の違いと遊戯者(プレイヤー)の違いだろう。

やぶうりん:GMが違うのでってのは分かるけど、プレイヤーの違いって?

道標:「ぺらぺらーず」ではクレスポという、生命力6・精神力5などと危険度MAXのPCが存在しておる。彼以外のキャラクターも決して丈夫と言える程ではなく、それが要因となって遊戯者(プレイヤー)達は「死なない」プレイスタイルで遊戯しておると言える。

やぶうりん:確かに、彼らのやり方は「バブリーズ」に近いものがあるようやけど。

道標:あそこまであくどくはないと思うがな(笑)。立ち回りや戦術が防御的に、もしくは先手を取ってという風になるのは、実は当然の結果だったのかも知れんな。

やぶうりん:でもクレスポってシーフ7レベルやで? 経験点優遇ルール使用の「バブリーズ」のパラサと同じレベルまで来てるんや。強いと思うけどな。

道標:確かに、今回の巻を読んでいても強くなっていたな。生命力と精神力以外の能力値は優れておるし、魔法の武具で身を固めれば前線でも活躍できる。

やぶうりん:してたなー。

道標:だがしかし。やはり一撃喰らえば即死を免れんというのはどうであろうか。レベルが上がるという事は敵も強くなるという事だからのう。

やぶうりん:この巻でクライマックスに向っていってるのが分かるんやけど、(恐らく)ラスボスって強いんやろなあって思うんよ。

道標:まあ、キャンペーンの最後だから、死人が出ても仕方ないとは思うがな。

やぶうりん:で、「へっぽこ」みたく急遽、追加シナリオになると?

道標:それは分からんが、とにかく次巻を楽しみに、というしかなかろう。

やぶうりん:まあ、シャイアラ&ブックが貯めこんでるから蘇生費用はあるとして……復活の儀式はマロウの所属するマーファ神殿? ロマールでリザレクションが使える神殿ってどこだろ?

道標:クレスポ死亡前提で考えとるな(笑)。ほかのPCが……ということもあるのだぞ?

やぶうりん:オーファンまで運んでマイリー神殿に……でもコネがあるかなぁ?

道標:まるで聞いておらんな。

やぶうりん:あ、もう一つの要素はオリジナルモンスターを出してきた処やね。

道標:む。唐突に戻ってきおったな。確かにオリジナルモンスターは「ぺらぺらーず」では大きな要素であろう。プレイヤーの知識が生かせないのだからな。これまでそれで優位に立ってきた戦闘が様変わりするというものよのう。

やぶうりん:ベルカナやブックとかは非常にショックを受けていたねー。

道標:まあ、未知なるものに相対することこそ卓上会話型役割演技遊戯(TRPG)の醍醐味と言えるのであって、プレイヤーが文句を言える立場ではないな。無論、滅茶苦茶な設定のものを遊戯管理者(GM)が出す等という阿呆な事は論外としてだ。

やぶうりん:ただ、本をちゃんと全部読んでいたらそれは分かるんだけど、斜め読みや速読みすると色んな取り間違いを起こしそうだった。例えばプレイヤーが知らないモンスターを出されると困る、とか言ってるように読める文章があったり。

道標:それは致しかたなかろう。きちんと読まない者の方が悪い。文章の一部分だけを取り出して、勝手に勘違いしてしまうというのは活字が汎的に利用されるようになってからの読み手の悪癖というものだ。

やぶうりん:にしても、やっぱり印象に残っちゃう言葉とかってあるもんやし。俺なんて最初、GMが悪い事したのかと読んじゃったくらいだよ?

道標:それはけしからん事だ! やぶう氏には卓上会話型役割演技遊戯宗の信徒としての信仰を、もう一度見つめ直す必要があるな。そもそも卓上会話型役割演技遊戯(TRPG)とは…………(以下数十行続く説法は今回削除する)。



 (説法を終えて)それでは「ぺらぺらーず」完結を心待ちにして筆を置く。
posted by 道標 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 入手書物・TRPG関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月22日

入手書籍「ロール&ロール Vol.28」

 道標である。

 今回の入手書籍は「ロール&ロール Vol.28」である。


やぶうりん:俺、創刊号から買ってるけど、バックナンバーが結構な量になってきてるで。

道標:ふむ? たかが28冊であろう。

やぶうりん:いやいや、増刊号とかもあるし、それで本棚の一列が埋まってまうからなあ。サイズも雑誌やからでかいし。

道標:処分という手段は……

やぶうりん:考えられへんな。100冊超えたら迷うかもしれんが。

道標:それでこそ卓上会話型役割演技遊戯宗の信徒の志ぞ。あっぱれである。

やぶうりん:それでVol.28の内容やねんけど。

道標:特筆すべきは「T&T特集」であるな。

やぶうりん:うん。リプレイとトロールワールド(海外版)の年表が載ってたのは嬉しかった。

道標:「T&T」のリプレイは今現在読めるものとなると数えるほどしかないからな。拙僧が知ってるのは「ロードス島戦記 RPGリプレイ」の巻末に掲載されていた「帰らずの森のフェアリー」、ハイパーT&Tのリプレイ集3冊、そして最近復刻された「傭兵剣士」のリプレイくらいだの。

やぶうりん:「傭兵剣士」のはひどかった。昔Webで掲載してた「ハイパーT&T」リプレイを第7版に合わせて書き直して載せてたもんな。辻褄があってないし、誤植はあるし。

道標:「ロール&ロール Vol.28」のは結構良かったと思うのである。作成したばかりの初期キャラクターでレベルに差がありすぎ、等というのは「T&T」っぽくて面白かったな。

やぶうりん:能力値の高さでレベルが決まるからな、第7版は。しかも作成時に振るダイスでゾロ目が出たら振り足せるし。

道標:リプレイ世界もハイパーのドラゴン大陸ではなく、原書の作品世界であったな。雰囲気が良かった。

やぶうりん:でもあのリプレイが続くかどうかは不安やな。どうにもあれで打ち切りそうやし。

道標:うーん。しかし次の号ではケン・セント・アンドレの書いたシナリオが載るそうであるし、サポートが切れる事は……ないと信じたいのう。

やぶうりん:信じたいけど、翻訳するにしても日本での展開をするにしても(あまりして欲しくはない)、反響がなければやらないんじゃないかと思うな。

道標:なら、やぶう氏が反響を出せば良い。リプレイはそれなりに面白かったのだし、トロールワールドの年表も大変良かった、と。

やぶうりん:確かに。アンケートハガキを送る事にしようかなぁ。でもあれってどれくらい効果あるんやろ?

道標:さあ?

やぶうりん:丸投げかいっ!

道標:拙僧は出版業界の事はよく知らないのである。しかしだな、何もしないで待つのと、何らかの行動を起こして待つのとでは大きな差があると言っておこう。

やぶうりん:んー、じゃあやっとくか。法師はハガキ書かないん?

道標:拙僧は文を飛脚に渡しておいた。長さ一間三尺にわたる長文をな。

やぶうりん:えと、一尺が30.3cmで一間は六尺だから……273センチ!? 3m近い手紙かい!

道標:嘘に決まっておろうが。そんなことするくらいなら、メールで送る方が経済的でよい。

やぶうりん:……ああ、そう。んで、送るん?

道標:現在、文章を推敲中である。三ヶ月ほど待たれい。

やぶうりん:……俺が官製ハガキで何通か送ってみよう。


 次の「ロール&ロール」の発売は2月上旬である事を忘れずに筆を置く。

posted by 道標 at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 入手書物・TRPG関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

ブログの題名について考えてみる

 道標である。

 今更ながら気がついたのだが、このブログの名称は、
 道標法師の卓上会話型役割演技遊戯『問答』である。

 『問答』と称するからには対話方式が良いのではないかと拙僧は考える。

 そこで我が宗派の在家宗徒である人物に登場願うことにした。

 以下、対話である。



やぶうりん:どうもー、俺が来ましたよ。

道標:よくぞ来られた。では早速、御布施のほうをば(手を出す)

やぶうりん:なんでやねん。自己紹介とかせんでええんか?

道標:うむ、拙僧もそう言おうと思っていた矢先であった。

やぶうりん:ほんまかいな。えーと、名前はやぶうりん。TRPG好きの好青年です。

道標:「好」は間違いであるな。どちらかと言えば「嫌」という字を使いなされ。それと「青年」も、もう使えない年齢であるはずだから「中年」にするが良かろう。

やぶうりん:……すると「嫌中年」? 言葉として成り立ってないやんか。

道標:あと、やぶう氏は関西圏の人間なので関西弁である。

やぶうりん:無視した上に決め付けかい。関西人が全て関西弁を喋ると思たらあかんで。

道標:五月蝿い。急遽のキャラ設定に深いところまで凝ってられるものか。

やぶうりん:いや、俺のほうがキャラとしては早いんやけど、ちゅーか俺が本人やから。あんたが俺の作ったキャラクター。

道標:戯言を言いおる。拙僧の設定はそれは深く、祖先を辿れば2億年前まで決まっておるのだぞ?

やぶうりん:2億年て。決めてない決めてない。しかし、これからどうやってブログを進めていくん?

道標:やぶう氏が物を言い、その間違いを拙僧が正すというスタイルで行く事に決定しておる。

やぶうりん:あんたが正義っちゅーことか?

道標:いや、拙僧とて人の子よ。間違う事もあろう。その穴はやぶう氏が埋める手筈になっておる。

やぶうりん:勝手に決めよるなあ。

道標:それから面倒臭くなってきたら、やぶう氏は消えるのでそのつもりで。

やぶうりん:行き当たりばったりやん!ええんかそれで?

道標:成り行きによってはルールは無視しても良しと昔の偉い人も言っておる。

やぶうりん:それはTRPGの話やろ!

道標:ブログも同じ事。どうせ同一人物が書いておるのだし、キャラクターが誰であろうとどうでもよいと思うが。

やぶうりん:……もう何からつっこめばいいか分からんよ。というかタイトル通り「道標法師の卓上会話型役割演技遊戯問答」でやってくれよ。

道標:うむ、了解した。まあ、そういうことでしばらくの間、宜しく頼む。

やぶうりん:あー、こちらこそよろしく。


 と、まあこんな感じで進めてゆく。
 無論、独白の方が都合の良い話題もあるので例外はあるが、これからはこうして記事を書いてゆこうと思っている。

 予約注文した書籍、まだ入らないかなあと思いつつ、行ってみたら入荷してたので購入しつつ筆を置く。
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2006年12月18日

入手書籍「金色のガッシュ 27巻」

 道標である。

 今回の入手書籍は「金色のガッシュ!! 27巻」である。

 「金色のガッシュ!!」の粗筋は、
1000年に一度、魔界の王を決める戦いを行なう魔物の子100人が、人間界でパートナーと組んで他の候補者達と戦う。

 である。

 主人公であるガッシュ=ベルは落ちこぼれと言われており、更には魔界にいた頃の記憶を奪われている。
 ガッシュのパートナーであり、魔物の力の要、及び弱点となる魔本の持ち主である高峰清麿はIQ180の中学生であり、周囲との差から心に壁を張っていた。
 対照的な二人の出会いが、双方を良い方向へと変化させ、成長してゆくストーリーは興奮ものである。

 さて、最新刊である今回の27巻では、前巻で死の淵から蘇った清麿の戦い方の変化と、ガッシュの記憶を奪ったゼオンという敵の素性が明らかになるところが焦点に当たる。
 清麿は戦いの中で一度死にかけ、復活し、それまでには無かった(片鱗はあったが)思考の超能力を得る。
 いわゆる「スーパーサイヤ人化」現象であるが、この作品では人間である本の持ち主は人間としての能力を逸脱してないため、大きなブレイクポイントと言える。
 ガッシュの記憶とゼオンの素性は、作品を読んでいた者ならば恐らくそうであろうと思っていたとおりの展開であった。が、変に不思議な設定を付け加えられて期待を(悪い方に)裏切るより、よっぽどましであろう。


 さて「金色のガッシュ!!」では普通の人間が魔物の本の持ち主となり、その魔物と共に王を決める戦いを行なう。
 魔物側から考えれば、自分が持つ魔物としての術を使うにはパートナーの人間が魔本を開き呪文を唱えなければならない。
 人間側から考えれば、何故、自分が魔界などという関係の無い世界の王を決めるために戦いに身を投じなければならないのか、戦うなら何の為なのかがキーポイントとなってくる。

 これを卓上会話型役割演技遊戯(TRPG)で行なってみると、結構面白く遊べそうな気がする。
 まず、魔物の術がモロにゲームっぽいものであるし(心の力=MP、のような設定もある)、人間と魔物の接し方でも色々なヴァリエーションがある。
 (作品中でも協力タイプ・利害一致タイプ・強制タイプとあった)
 今月のロール&ロール vol28でも紹介されていたが、「ガープス」を使えば遊べるだろう。
 しかし拙僧が思うに、「金色のガッシュ!!」世界はどちらかと言えば派手なアクションがメインであり、F.E.A.R系のシステムが上手く合うのではないか。
 F.E.A.Rの“スタンダードRPGシステム”を使用し、術や絆などの設定を決めていけばそれらしくなりそうだ。
 現在、“スタンダードRPGシステム”は企画が権利関係の調整をしている段階であるため、大っぴらに使用できない(個人で使用するにはよいのだろうが)、そしてシステムとしての基本ルールが正式に発表されていないのが悔しいところである。


 拙僧としてはキャンチョメのような魔物の子をパートナーに遊んでみたいと思いつつ筆を置く。
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2006年12月16日

入手書物「絶対可憐チルドレン 7巻」

 道標である。

 今回の入手書物は「絶対可憐チルドレン 7巻」である。

 拙僧がこの漫画を読み出したのは「からくりサーカス」が終了した時点であった。

 が、このような面白き漫画を危うく見過ごす所であったかと思うと冷や汗ものである。

 作品の粗筋を説明するならば、
超能力が一般的に認知されている現代において、主人公達は超能力者の中でも最強といえる超能力を持っている。彼女達は日本国内の特別任務官であり、能力の大きさから監視も兼ねられている。しかし主人公達三人の年齢は十才であり、メンタル面ではまだまだ子供。それを監督する立場の非超能力者である青年がサポートする。

 というものだが、これだけでは古今東西の超能力物作品で手垢がついたものだ。
 それを面白くみせているのが、各所に散りばめられた設定・小ネタである。
 無論、大筋のストーリーもあるのだが、この作品の場合、キャラクターの魅力が大きくものをいっていると思われる。

 この作品世界を卓上会話型役割演技遊戯(TRPG)で行なう場合――ちなみにこの作品は恐らくTRPGに向いていると思われる。詳細な設定等ができれば普通に遊べそうだ――システムはガープスかF.E.A.R作品かオリジナルでやるかになるが、作品中でも語られているように超能力は決して万能の力では無いので、そこはルールでしっかり縛る事になるだろう。言った者勝ち(口プロレス)でやってしまうと結局は派手なシーン展開に流されるだけである。ここは、限られた(超)能力で如何に事態を解決するか、というパターンが望ましく思える。

 現在、この作品は7巻目まで発行されているが、まだまだ先は長そうであるし続いて欲しい。
 そしてできれば卓上会話型役割演技遊戯(TRPG)に展開できるような詳細設定集なぞの発売を希望するところである。

 1〜7巻を読みながら続巻を待ちつつ筆を置く。
posted by 道標 at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 入手書物・その他書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする